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親から「仲人さんにご挨拶を」と言われたり、結婚相談所の案内で「担当の仲人」という言葉を見かけたりして、仲人って結局どんな人なんだろうと気になった方も多いはずです。
結論から言うと、仲人とは結婚する二人の間に立って、出会いから結婚までを取り持つ人のことです。
昔は結納や結婚式まで両家をまとめる役でしたが、今は結婚相談所の担当者を仲人と呼ぶことが増えています。この記事を読めば、仲人の意味と、今の暮らしの中でどこに仲人がいるのかが分かります。
仲人とは?読み方と意味をひとことで
仲人(なこうど)とは、結婚する二人の間に立って縁をまとめる人のことです。
「なかびと」が変化した言葉で、「ちゅうにん」と読むと一般的な仲介役の意味になります。
「仲人とは何か」を一言で言うなら、二人の橋渡し役です。
もともとは人と人の間に立って話をつなぐ人を広く指していて、そのうち特に結婚の仲立ちをする人を仲人と呼ぶようになりました。
『お仲人さん、って呼ぶのは何か違うの?』と思った方もいるかもしれませんね。
お仲人とは、仲人を丁寧に呼ぶ言い方です。意味は同じで、目上の人に頼んだ仲人を敬って「お仲人さん」と呼ぶことが多いんです。
読み方で意味が変わる言葉です
同じ「仲人」という漢字でも、読み方で使われる場面が変わります。
| 読み方 | 主な意味 | 使われる場面の例 |
|---|---|---|
| なこうど | 結婚の仲立ちをする人 | 結婚式、お見合い、結婚相談所 |
| なかびと | なこうどの元になった古い言い方 | 古い文章や昔話 |
| ちゅうにん | 争いごとや取引の間に入る人 | 仲裁や商売の話 |
| お仲人(おなこうど) | 仲人の丁寧な呼び方 | 頼んだ相手への呼びかけ |
普段の会話で「仲人」と言えば、ほぼ「なこうど」の意味だと考えて大丈夫です。
似た言葉との関係
仲人とよく並んで出てくるのが「媒酌人(ばいしゃくにん)」です。
媒酌人は、結婚式や披露宴の当日に立ち会って、新郎新婦を紹介する役として頼まれることが多い呼び方なんです。
式の当日だけをお願いする仲人を「頼まれ仲人」と呼ぶこともあります。細かい使い分けは仲人と媒酌人の違いで詳しく見ていきます。
昔の仲人は何をしていた?縁談から結婚式までの流れ
本来の仲人は、縁談の紹介から結納、結婚式までを両家の間でまとめる人でした。
一日だけの役ではなく、長い期間にわたって二人と両家を支えていたんです。
昔の仲人と聞くと、結婚式でひな壇の横に座っている夫婦を思い浮かべる方が多いですよね。
ただ、それは仲人の仕事のほんの一部です。実は式の前の段取りのほうが、ずっと大きな役目でした。
- 結婚相手を探している人に、合いそうな相手を紹介する
- 両家の間を行き来して、お見合いや顔合わせの段取りを決める
- 交際中に気になることがあれば、双方の話を聞いて間に入る
- 正式な結納では両家を行き来して、品物の受け渡しを取り仕切る
- 結婚式や披露宴に立ち会い、二人を参列者に紹介する
結納の席では、仲人が両家の口上を伝え合う役をします。
両家が直接やり取りすると気まずくなりやすいお金や条件の話も、仲人を間に挟むことで角が立ちにくくなるんです。
仲人を立てると何がよかったのか
『わざわざ人を挟むなんて、面倒じゃない?』と感じる方もいるかもしれません。
でも、家同士の結婚という考え方が強かった時代には、間に入る人がいるほうが話が進めやすかったんです。
- 言いにくい希望や断りを、仲人を通して角を立てずに伝えられる
- 両家のしきたりの違いを、仲人がすり合わせてくれる
- 結婚後も相談できる大人が身近にできる
仲人は結婚した後も、夫婦の相談相手として付き合いが続くことがよくありました。
結婚した後も続く、仲人との付き合い
昔は、仲人をお願いした夫婦が、その後も季節の挨拶や年賀状で近況を伝えるのが一般的でした。
夫婦げんかをした時や、子どもが生まれた時に、まず仲人に報告するという家もあったほどです。
『そこまで付き合うのは大変そう』と感じるかもしれませんね。
ただ、当時の仲人は「二人の結婚を見守る大人」という立場でした。困った時に頼れる人がいる安心感は、今の暮らしでも分かる気がしますよね。
今は、式の後に改めてお礼を伝え、年賀状で近況を知らせる程度の付き合いが多くなっています。
どこまで続けるかは、仲人との関係や両家の考え方で決めて大丈夫です。
仲人の仕事は「出会わせる・取り持つ・見届ける」の3つ
仲人の仕事を3つの段階に分けると、昔の仲人と今の仲人の違いがすっきり見えてきます。
今の仲人は、主に「出会わせる」と「取り持つ」を担っているんです。
仲人の役割を調べると、意味やマナーの説明ばかりで、結局何をする人なのかつかみにくいですよね。
そこでこの記事では、仲人の仕事を次の3つの段階に分けて見ていきます。
- 出会わせる: 合いそうな二人を見つけて、引き合わせる
- 取り持つ: お見合いの後、交際がうまく進むよう間に入る
- 見届ける: 結納や結婚式に立ち会い、結婚を形にする

昔の仲人と今の仲人、担う段階を並べてみると
この3段階で、昔ながらの仲人、式だけの頼まれ仲人、今の結婚相談所の仲人を比べてみます。
| 仕事の段階 | 昔ながらの仲人 | 式当日の頼まれ仲人 | 結婚相談所の仲人 |
|---|---|---|---|
| 出会わせる | 知り合いの中から相手を探して紹介する | 担当しない | 会員の中から相手を紹介し、お見合いを組む |
| 取り持つ | 両家を行き来して話をまとめる | 担当しない | 交際中の相談に乗り、気持ちの確認を手伝う |
| 見届ける | 結納と結婚式を取り仕切る | 式に立ち会い、二人を紹介する | 成婚までを見届ける。式に関わることは少ない |
| 関わる期間 | 紹介から結婚後まで長い | 式の前後が中心 | 入会から成婚まで |
こうして並べると、同じ「仲人」でも中身がかなり違うことが分かります。
式当日の頼まれ仲人は「見届ける」だけ、結婚相談所の仲人は「出会わせる」と「取り持つ」が中心なんです。
「仲人をお願いする」と言われたら、どの段階かを確かめる
親や親戚から「仲人さんに頼んだら?」と言われた時は、どの段階の話なのかを確かめてみてください。
例えば、こんな聞き方が自然です。
「紹介をお願いする話?それとも結婚式で立ってもらう話?」
段階が分かれば、頼む相手も準備も変わってきます。紹介なら相手探しの相談、式なら当日の役割とお礼の準備、という具合です。
段階ごとに、仲人がかける言葉の例
3つの段階で、仲人がどんな声かけをするのかを思い浮かべてみると、役割がもっと分かりやすくなります。
| 段階 | 仲人の声かけの例 | 読者がしておくこと |
|---|---|---|
| 出会わせる | 「こんな方がいるけれど、一度会ってみない?」 | どんな人と会いたいかを言葉にしておく |
| 取り持つ | 「先方は次も会いたいそうです。どうしますか?」 | 自分の気持ちを正直に返す |
| 見届ける | 「お二人の門出に立ち会えてうれしいです」 | 当日の流れと役割を事前に打ち合わせる |
出会わせる段階では、仲人は二人の話をよく聞いてから相手を選びます。
取り持つ段階では、言いにくいことの橋渡しが仕事です。返事を直接言わずに済むので、断る側も断られる側も気持ちが楽なんです。
見届ける段階は、式や結納の当日が中心です。ここで仲人がいると、両家の親も安心して当日を迎えられます。
地域や家によって、仲人という言葉が指す範囲は違います。
迷ったら両家の親や、仲人をお願いする本人に「どこまでお願いしたいか」を話してみるのが安心です。
今の仲人はどこにいる?結婚式と婚活で分けて考える
結婚式で仲人を立てる人は少なくなりました。
一方で、出会いを取り持つ仲人は、結婚相談所の担当者という形で今も活躍しています。
『仲人なんて、もう昔の話でしょ?』と思っている方も多いはずです。
半分は当たっていて、半分は違います。結婚式の仲人と、出会いの仲人で状況がまったく違うんです。
結婚式の仲人は減っている
恋愛結婚が中心になって、結婚式で仲人を立てる例は少なくなりました。
今は仲人を立てずに、新郎新婦や司会者が二人を紹介する式が多くなっています。
出会いの仲人は形を変えて残っている
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(2021年)では、結婚年別に夫婦の出会い方を見ています。
最新年では「ネットで」知り合った夫婦が15.2%、「見合い結婚」が9.9%で、ネットが見合いを上回りました。
ここで気をつけたいのは、この調査の「見合い」には結婚相談所での出会いも含まれていることです。
つまり、昔ながらの紹介に加えて、結婚相談所の仲人を通した出会いも今の「見合い」に入っているんです。
同じ調査では、調査の直前3年間に結婚した夫婦の13.6%が、SNSやアプリなど「ネットで」知り合っていました。前回の調査では6.0%だったので、出会い方はかなり広がっています。
見合い結婚をした夫婦が知り合った年齢の平均は、夫33.9歳、妻31.7歳でした。前回は夫35.6歳、妻32.3歳です。
『アプリがあるなら仲人はいらないのでは?』と思う方もいますよね。
実は、アプリで出会う人が増えても、間に人が入る安心感を求めて仲人を頼る人はいます。どちらがいいという話ではなく、自分に合う出会い方を選べる時代になった、ということなんです。
| 場面 | 今の状況 | 仲人の姿 |
|---|---|---|
| 結婚式・披露宴 | 仲人を立てない式が多い | 立てる場合は恩師や上司に頼むことが多い |
| 結納 | 略式や両家だけで行うことが多い | 正式な結納なら仲人が取り仕切る |
| 出会い・お見合い | 結婚相談所での出会いも続いている | 相談所の担当者が仲人として紹介する |
| 交際中の相談 | 一人で悩む人も多い | 相談所の仲人が間に入って話を聞く |
今の仲人がどんな場面で活躍しているかは、仲人は現在もいる?令和の仲人事情でさらに詳しく紹介しています。
結婚相談所の「仲人」は何をしてくれる?
結婚相談所では、会員の紹介やお見合いの調整、交際中の相談を担う担当者を「仲人」や「仲人カウンセラー」と呼ぶところがあります。
例えば、お見合いの日時を相手と調整したり、交際中に『この先どう進めたらいいんだろう』と迷った時に話を聞いたりしてくれます。
自分で相手に聞きにくいことを、仲人を通して確認できるのも心強い点ですよね。
- どんな相手が合いそうか、希望を一緒に考えてもらう
- お見合いの申し込みや日時の調整を任せる
- お見合い後の返事を仲人を通して伝える
- 交際中の不安や、相手の気持ちの確認を相談する
仲人型とデータ型の違いなど、相談所の仕組みは結婚相談所の仲人とはで詳しくまとめています。
もし今、出会いから成婚まで付き添ってくれる仲人を探しているなら、結婚相談所の無料相談で担当者と話してみるのが近道です。
入会するかどうかは、話を聞いてからゆっくり決めて大丈夫ですよ。
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仲人にお願いする時、お世話になる時に知っておきたいこと
仲人にお願いする時は、どの段階までお願いするかを最初に伝えておくのが大切です。
お礼も、お願いした内容に合わせて考えます。
結婚式で仲人をお願いする場合も、結婚相談所の仲人にお世話になる場合も、最初の伝え方で関係が決まります。
ここでは場面ごとに、知っておきたいことを見ていきましょう。
結婚式で仲人をお願いする場合
結婚式の仲人は、二人をよく知っている恩師や職場の上司、親の知人などにお願いすることが多いです。
頼む時は、いきなり電話で済ませずに、まず直接会う場を作るのが丁寧です。
『誰に頼めばいいのか分からない』という方は、次の順で考えてみてください。
- 二人のことをよく知っていて、祝ってくれそうな人か
- 結婚式の日程に出席できそうか
- 両家の親とも話ができる立場の人か
- 夫婦でお願いできるか、一人でお願いするか
例えば、こんな切り出し方があります。
「結婚式でぜひ私たちの仲人をお願いしたくて、今日はご相談にうかがいました」
披露宴での席や挨拶など当日の役割は披露宴での仲人の役割で、頼み方の手順は仲人の頼み方で詳しく紹介しています。
お礼は「何をお願いしたか」で考える
『お礼っていくら包めばいいの?』と気になる方も多いですよね。
ただ、お礼は地域や家の考え方で大きく変わります。まずは何をお願いしたか、いつ渡すかから考えるのがおすすめです。
| お願いした内容 | お礼を考えるタイミング | 考え方のポイント |
|---|---|---|
| 結婚式当日だけ | 式の後、日を改めて | 当日の役割への感謝を伝える |
| 紹介から結婚式まで | 結納の後と式の後など | 長くお世話になった分を両家で相談する |
| お見合いの紹介 | お見合いや成婚の節目 | 紹介してくれた方との関係で考える |
| 結婚相談所の仲人 | 契約書面の内容に従う | 料金は契約の書面で確認する |
渡す時期や包み方は仲人へのお礼にまとめています。
両家で相談せずに、片方の家だけでお礼を決めてしまうことです。
後から「聞いていない」とならないよう、両家の親と一緒に決めておきましょう。
結婚相談所の仲人とは契約で関わる
結婚相談所の仲人とは、紹介や相談のサービスを契約で受ける関係です。
料金や解約の決まりは、契約前に受け取る書面で確認できます。契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフもできるので、焦らず読んでみてください。
仲人についてよくある相談と答え
Yahoo!知恵袋で多く見られている仲人の相談から、似た悩みを持つ方が多いものを3つ選んで答えます。
質問はそのまま写さず、内容を短くまとめています。
相談1 仲人に年の離れた相手を強くすすめられて困っている
結婚相談所で、仲人から年齢差のある相手を何度もすすめられて断りにくい、という相談です。
『せっかく紹介してくれたのに、断ったら悪いかな』と思う気持ちは自然です。
でも、紹介はあくまで提案です。気が進まない時は、理由を添えてはっきり伝えて大丈夫なんです。
「ご紹介ありがとうございます。ただ、年齢の近い方とお会いしたい気持ちが強いので、今回は見送らせてください」
こう伝えても話が変わらない時は、担当の変更を相談所に相談する方法もあります。
仲人も、あなたの希望をつかみきれていないだけかもしれません。会いたい人の年齢の幅や、その理由を一緒に伝えると、次からの紹介が変わってきますよ。
相談2 お見合い相手の感想を伝えられて落ち込んだ
お見合いの後、仲人から相手側の感想を細かく伝えられて落ち込んだ、という相談もよく見られます。
仲人は相手の気持ちを伝える役なので、時には厳しく聞こえる話もあります。
ただ、それは一人の相手の受け止め方です。次のお見合いで直せそうな点だけ受け取って、あとは気にしすぎなくていいんですよ。
「次に生かしたいので、どんな場面でそう感じられたか教えてもらえますか」と仲人に聞くと、具体的な助言に変わりやすくなります。
相談3 希望の条件を伝えて、相手探しを任せきりにできる?
仲人がいる結婚相談所なら、譲れない条件を伝えて合う人を探してもらえるのか、という相談です。
結論から言うと、条件を伝えて紹介をお願いすることはできます。ただ、全部を任せきりにすると、自分に合う人の像がぼやけやすいんです。
- 譲れない条件と、できれば欲しい条件を分けて伝える
- 条件の理由も一緒に話す
- 紹介された人の感想を、その都度仲人に返す
- 条件が多すぎないか、仲人の意見も聞いてみる
仲人は、話をよく聞かせてもらえるほど紹介の精度を上げられます。任せるというより、一緒に探すくらいの気持ちで付き合うのがおすすめです。

よくある質問
仲人とは何をする人ですか?
結婚する二人の間に立って、紹介から結婚までを取り持つ人です。昔は結納や結婚式まで両家をまとめていました。今は結婚相談所で紹介や交際の相談を担う担当者を仲人と呼ぶことが多くなっています。
仲人の読み方は「なこうど」ですか?
はい、結婚の仲立ちをする意味では「なこうど」と読みます。元は「なかびと」という言葉で、「ちゅうにん」と読むと一般的な仲介役の意味になります。
お仲人とはどういう意味ですか?
仲人を丁寧に呼ぶ言い方です。意味は仲人と同じで、お世話になる相手を敬って「お仲人さん」と呼びます。
結婚式で仲人を立てないのは失礼ですか?
失礼ではありません。今は仲人を立てずに式を挙げる人が多くなっています。両家の親の考えもあるので、事前に話し合っておくと安心です。
仲人と媒酌人は同じですか?
重なる部分が多い言葉です。媒酌人は結婚式の当日に立ち会い、二人を紹介する役として使われることが多い呼び方です。
まとめ
- 仲人とは、結婚する二人の間に立って縁をまとめる人のこと
- 読み方は「なこうど」で、お仲人は丁寧な呼び方
- 仲人の仕事は「出会わせる・取り持つ・見届ける」の3段階に分けると分かりやすい
- 結婚式の仲人は減ったが、出会いの仲人は結婚相談所の担当者として残っている
- お願いする時は、どの段階まで頼むかを最初に伝える
仲人は古い言葉に思えますが、出会いを取り持つ人という意味では今も身近な存在です。
気になる場面があれば、関連する記事もあわせて読んでみてください。





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