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仲人へのお礼をどうするか、いざ自分の番になると分からないことだらけですよね。
親に聞いても『昔はこうだった』と言われるだけで、今の形に当てはめにくいという方も多いはずです。
結論から言うと、仲人のお礼は「どの場面でお世話になったか」で決める項目が変わります。
この記事では、結婚式・お見合い・結婚相談所の3つの場面ごとに、時期と渡し方、包み方、品物の考え方をまとめます。
仲人へのお礼は「どの場面の仲人か」で決まります
仲人へのお礼は、お世話になった場面で考えると迷いません。
結婚式で立てた仲人、お見合いを取り持ってくれた仲人、結婚相談所の担当者の3つで、決めることがそれぞれ違います。
同じ「仲人」でも、お願いした中身はかなり違いますよね。
結婚式の仲人は式の当日を中心に、お見合いの仲人は出会いから話をまとめるまで、相談所の担当者は契約に沿って付き添ってくれます。
だから、お礼も1つの決まりでは片づきません。
まずは自分がどの場面の仲人にお礼をしたいのかを決めてから、時期や形を考えていきましょう。
3つの場面で決めておくこと
ここでは金額の話はいったん置いて、「いつ・どんな形で・誰が」だけを並べてみます。
この3点が決まれば、あとは地域や家の考え方に合わせて調整するだけです。
| 場面 | 渡す時期の目安 | お礼の形 | 誰が渡すか |
|---|---|---|---|
| 結婚式で仲人を立てた | 挙式の当日か、式のあと日をおかずに | のし袋に包んだお礼と、お車代や品物 | 両家がそろって、または両家の親から |
| お見合いを取り持ってくれた | お見合いの当日、話がまとまった時、断った時 | 当日のお茶代、区切りのお礼、手紙 | 本人と親。紹介の流れによって片方の家から |
| 結婚相談所の担当者 | 契約書面に書かれた時期 | 契約で決まった料金。気持ちは言葉や手紙で | 契約した本人 |

表を見ると分かるとおり、結婚相談所だけは仕組みが違います。
相談所の担当者へのお礼は、契約で決まった料金を払うことが中心になるんです。
一方で、結婚式やお見合いの仲人は、知人や親の縁で引き受けてくれた方が多いですよね。
こちらは気持ちを形にするお礼なので、家どうしで話し合って決める部分が大きくなります。
お見合いを取り持ってくれた方に、そのまま結婚式の仲人もお願いすることがあります。
その場合は、お見合いの時のお礼と結婚式のお礼を分けて考えると迷いにくいです。
結婚式で仲人を立てた時のお礼|渡す時期と流れ
結婚式で仲人を立てた場合、お礼は「当日」と「式のあと」の2つの考え方があります。
どちらが正しいということはなく、地域や両家の考え方で決めて大丈夫です。
当日に慌ただしく渡すより、式のあと両家そろって改めて伺う形が、昔からの丁寧な渡し方とされています。
ただ、遠方から来てくださる仲人なら当日に渡すほうが負担をかけません。
当日に渡す場合
当日に渡すなら、披露宴がお開きになり、控室で落ち着いたタイミングが向いています。
受付で渡したり、ほかのゲストの前で渡したりするのは避けておきましょう。
渡す時は、両家の親がそろってあいさつするのが基本です。
「本日は本当にありがとうございました。ささやかですが、両家からのお礼です」のように短く伝えれば十分です。
渡す時にかける言葉の例
お礼を渡す時の言葉は、長くなくて大丈夫です。
場面に合わせて、次のような言い方を選んでみてください。
- 当日の控室で:「本日は長い時間、本当にありがとうございました。心ばかりですが、お納めください」
- 式後に伺った時:「先日は大変お世話になりました。おかげさまで無事に式を終えることができました」
- 遠方から来てくださった時:「遠いところをお越しいただき、ありがとうございました。どうぞお車代としてお使いください」
新郎新婦からも、ひと言ずつ自分の言葉で添えると気持ちがより伝わりますよ。
式のあとに伺う場合
式のあとに伺うなら、なるべく日をおかずに連絡を入れます。
新郎新婦と両家の親がそろって自宅へ伺い、お礼と品物を渡すのが丁寧な形です。
『わざわざ家まで行くのは、かえって迷惑では』と思うかもしれませんね。
そう感じたら、仲人に「改めてお礼に伺いたいのですが、ご都合はいかがですか」と先に聞いてみてください。
- 両家の親と、お礼の形と渡す時期を話し合う
- のし袋・お車代・品物を準備する
- 当日渡すか、式後に伺うかを仲人に確認する
- 両家そろってお礼を伝えて渡す
- 新生活が落ち着いたら、手紙や写真で近況を知らせる
頼まれ仲人の場合はどうする?
最近は、式の当日だけ立ち会ってもらう「頼まれ仲人」も多いですよね。
縁談からまとめた仲人と違い、お願いした範囲が式の当日に限られます。
例えば、新郎の職場の上司に当日だけ仲人をお願いする場合がこれにあたります。
お見合いや結納には関わっていないので、お礼も式当日のお世話に対するものとして考えます。
この場合も、お礼の流れは同じです。
ただ、事前の打ち合わせや当日の役割がどこまでだったかを振り返り、お礼の形を両家で決めておきましょう。
仲人と媒酌人の呼び分けが気になる方は、仲人と媒酌人の違いもあわせて読んでみてください。
当日の流れや席・挨拶については、披露宴での仲人の役割で詳しくまとめています。
結納でもお世話になった時は?
縁談から結納、結婚式までを通してお願いした場合は、結納の場でもお世話になっていますよね。
正式な結納では、仲人が両家を行き来して取り仕切ることもあります。
この場合は、結納の日にもその日のお礼とお車代を用意する家が多いです。
結婚式のお礼とは区切って考え、どこまで準備するかを両家で決めておきましょう。
仲人が2組いる時は?
新郎側と新婦側で、それぞれ別の方に仲人をお願いしていることもあります。
『片方だけ丁寧にすると、もう片方に悪いかな』と気をつかう場面ですよね。
基本は、お世話になった中身が同じなら、お礼の形もそろえておくと角が立ちません。
片方の方が縁談からまとめてくれた場合などは、両家で話し合って差をつけても失礼にはなりません。
包み方と表書き|のし袋と水引の選び方
仲人へのお礼をお金で包む時、いちばん迷うのが袋と書き方ですよね。
ここは結婚のお祝いごとの基本に合わせれば、まず失敗しません。
結婚に関するお礼なので、水引は「結び切り」か「あわじ結び」を選びます。
ほどけにくい結び方で、一度きりであってほしいお祝いに使われます。
| 項目 | 選び方 | 迷った時の考え方 |
|---|---|---|
| 袋 | のし付きの祝儀袋 | 中身に見合った格の袋を選ぶ |
| 水引 | 紅白か金銀の結び切り、あわじ結び | 蝶結びは何度あってもよいお祝い用なので使わない |
| 表書き | 「御礼」または「寿」 | 当日に渡すなら「寿」、改めて伺うなら「御礼」とする家もある |
| 名前 | 両家の姓を並べて書く | 新郎側を右、新婦側を左にする |
| お札 | 新札を用意する | 前もって銀行で両替しておく |

お車代は分けて包む
お礼とは別に、会場までの交通費として「お車代」を用意する家が多いです。
お礼とひとまとめにせず、別の袋に分けて包んでおくと分かりやすいですよ。
仲人が夫婦で来てくださる場合は、お車代も夫婦分として考えておきましょう。
ハイヤーや送迎の車をこちらで手配した時は、その分を省いても失礼にはなりません。
- 水引が結び切りかあわじ結びになっているか確認する
- 表書きを「御礼」か「寿」にしたか確認する
- 両家の姓を正しい順に書いたか確認する
- お礼とお車代を別の袋に分けたか確認する
- 新札を用意し、向きをそろえて入れたか確認する
中袋と渡し方の小さなマナー
中袋には、表に包んだ旨、裏に住所と名前を書いておきます。
受け取った側が、あとで誰からのお礼かすぐ分かるようにするためです。
渡す時は袱紗(ふくさ)に包んで持っていき、相手の前で取り出します。
袋の向きを相手側にそろえて、両手で渡すと丁寧ですね。
お礼の袋を両家で別々に用意してしまい、仲人に2回渡す形になることがあります。
両家で出し合う時も、袋は1つにまとめて名前を並べるほうがすっきりします。
お金以外のお礼|品物・手紙・その後のお付き合い
仲人へのお礼というと、お金を包むことばかり考えてしまいますよね。
でも実は、品物や手紙、その後のお付き合いも大事なお礼の一部なんです。
包んだお礼に品物を添えたり、後日に手紙や写真を送ったりすると、気持ちがぐっと伝わります。
結婚後のあいさつを続けることも、仲人への何よりのお礼になります。
品物を選ぶ時の考え方
品物は、仲人の家族みんなで分けられるお菓子や、日持ちのする食品がよく選ばれます。
相手の好みが分からない時は、両家の地元の名産を選ぶと話のきっかけにもなりますよ。
| 品物の種類 | 向いている場面 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 菓子折り | 自宅へお礼に伺う時 | 日持ちと量を家族の人数に合わせる |
| 地元の名産品 | 遠方の仲人に送る時 | 生ものは届く日を先に伝える |
| 名前入りの記念品 | 長く使ってもらいたい時 | 好みが分かれるので、親しい間柄に限る |
| 引き出物と同じ品 | 当日に渡す時 | ほかのゲストと差をつけたいなら一品添える |

仲人にお礼を辞退された時は?
仲人によっては「お礼はいらないよ」と言ってくださることもあります。
こう言われると、どうしていいか困ってしまいますよね。
一度は「ほんの気持ちですので」とお願いしてみて、それでも辞退されたら無理に渡さなくて大丈夫です。
その代わり、品物や手紙で感謝を伝えたり、結婚後のあいさつを続けたりしておきましょう。
お礼状の書き方
式のあとや、お礼に伺ったあとには、改めて手紙を送るとていねいです。
長い文章でなくても、お世話になったことと、これからの二人の様子を書けば十分ですよ。
例えばこんな書き出しです。
「先日は、私どもの結婚式でお仲人をお引き受けいただき、本当にありがとうございました」
そのあとに、当日うれしかったことや、新生活の様子を1〜2行添えます。
最後は「今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします」とまとめれば形になります。
結婚後のお付き合いも「お礼」のうち
昔は、結婚してしばらくの間は、仲人にお中元やお歳暮を送るのが習わしとされていました。
今は年賀状や近況の手紙だけにする家も増えています。
『いつまで続ければいいの?』と気になりますよね。
これは仲人との関係や地域で違うので、両家の親や仲人本人と話しながら決めていけば大丈夫です。
結婚後に子どもが生まれた時や、引っ越した時に報告を入れると喜ばれます。
仲人にとっても、二人の様子を知れることがうれしいものなんです。
お見合いの仲人と結婚相談所では、お礼の考え方が違います
ここまでは結婚式の仲人の話でした。
次は、お見合いを取り持ってくれた仲人と、結婚相談所の担当者の場合を見ていきます。
知人や親の縁で引き受けてくれたお見合いの仲人へは、気持ちとしてのお礼をします。
結婚相談所の担当者へは、契約書面で決まった料金を払うのがお礼の中心です。
- お見合い当日のお茶代やお車代をこちらで持つ
- 話がまとまった時に区切りのお礼をする
- 断った時も、時間をつくってくれたお礼を伝える
- 金額や形は家どうしの話し合いで決める
- 入会時や成婚時の料金が契約書面に書かれている
- 決まった料金のほかに包む必要はない
- 感謝は言葉や手紙で伝えれば十分
- 料金の中身は契約前の書面で確認する
お見合いの仲人へのお礼
お見合いの仲人へのお礼は、当日、交際中、成婚の区切りで考えると分かりやすいです。
お見合いが不成立になった時のお礼や、断る時の伝え方もここに入ります。
区切りごとの細かい考え方は、お見合いの仲人へのお礼で詳しくまとめています。
お見合いの断り方を仲人にどう伝えるかは、お見合いの断り方と仲人への伝え方が参考になりますよ。
結婚相談所の担当者へのお礼
結婚相談所では、会員の紹介やお見合いの調整、交際中の相談をする担当者を「仲人」と呼ぶところがあります。
この場合のお礼は、成婚した時の料金などとして契約書面にあらかじめ書かれています。
『それでも、何か渡したほうがいいのかな』と迷う方もいますよね。
基本は書面どおりの料金で十分で、気持ちは成婚のあいさつや手紙で伝えれば喜ばれます。
結婚相談所の料金は、契約前にもらう「概要書面」と契約時の「契約書面」で、支払う金額と時期を確かめられます。
書面の見方は、結婚相談所の料金の仕組みでまとめています。
今の仲人は結婚相談所の担当者が多い
今は、知人や親の縁で仲人に紹介をお願いする機会が少なくなりました。
代わりに、結婚相談所の担当者が仲人として出会いから成婚まで付き添う形が増えています。
もし、今これから仲人に紹介をお願いしたいと考えているなら、結婚相談所の無料相談で担当者と話してみるのが近道です。
料金の仕組みも最初に書面で説明してもらえるので、お礼のことで悩まずにすみますよ。
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出会いから成婚まで、仲人に付き添ってもらいたい方へ
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仲人へのお礼でよくある相談
Yahoo!知恵袋にも、仲人へのお礼についての相談がたくさん寄せられています。
閲覧の多い相談から3つを選び、要点をまとめて答えます。
お見合いが不成立だった時も、仲人にお礼はするの?
お見合いをしたものの話がまとまらず、仲人へのお礼をどうするか迷っている、という相談です。
閲覧数がとくに多く、同じことで悩む方が多いことが分かります。
結論から言うと、不成立でもお礼の気持ちは伝えておくのが一般的です。
仲人は、相手探しや日程の調整、当日の立ち会いに時間を使ってくれていますよね。
形は、成婚した時ほど改まったものでなくてかまいません。
お菓子を持ってあいさつに伺う、手紙を送るなど、相手との関係に合わせて選んでみてください。
「今回はご縁がありませんでしたが、お時間をつくっていただき、ありがとうございました」と伝えるだけでも印象は大きく変わります。
息子が仲人の紹介で結婚することになった。親は何をすればいい?
子どもが仲人の紹介で結婚することになり、親としてお礼をどうすればいいか知りたい、という相談です。
親の立場から仲人のお礼を考える方も多いですよね。
お見合いの仲人へのお礼は、本人だけでなく親が中心になって考えることがよくあります。
まずは相手の家と連絡を取り、お礼の形と渡す時期を両家でそろえておきましょう。
- 仲人を紹介してくれたのはどちらの家の縁か確認する
- 両家で出し合うか、片方の家から渡すかを決める
- 結納や結婚式でも仲人をお願いするかを確認する
- 渡す時期を相手の家と合わせる
迷った時は、仲人本人に「両家でお礼に伺いたいのですが」と相談するのも1つの方法です。
仲人はこうしたやり取りに慣れていることが多いので、地域の習わしも教えてもらえますよ。
恋愛結婚でも、仲人を立てた時のお礼はどう考える?
もともと恋愛で結婚が決まったけれど、家の考えで仲人を立てることになり、お礼に悩んでいる、という相談です。
『縁談をまとめてもらったわけではないのに』と戸惑う気持ちも分かります。
この場合は、式の当日だけ立ち会ってもらう「頼まれ仲人」と考えると分かりやすいです。
お願いした範囲に合わせて、当日のお礼とお車代、式後のあいさつを準備しておけば失礼にはなりません。
仲人を立てるかどうかや、誰に頼むかから考えたい方は、仲人の頼み方も参考にしてみてください。
よくある質問
仲人へのお礼は誰が渡すのですか?
結婚式の仲人へのお礼は、両家の親がそろって渡すのが一般的です。新郎新婦も同席し、二人からも感謝を伝えると丁寧です。お見合いの仲人は、紹介の流れによって片方の家から渡すこともあります。
仲人にお礼を渡す時期はいつがいいですか?
結婚式の当日か、式のあと日をおかずに伺うのが目安です。当日は控室で落ち着いた時に渡し、式のあとならご都合を聞いてから両家で伺います。
仲人の表書きは「御礼」と「寿」のどちらですか?
どちらも使われます。当日に渡すなら「寿」、改めて伺う時は「御礼」とする家もあります。地域や家によって違うので、両家の親と相談して決めてみてください。
結婚相談所の仲人にもお礼を包むべきですか?
結婚相談所の担当者へのお礼は、成婚時の料金などとして契約書面で決まっています。書面の料金のほかに包む必要はなく、感謝は言葉や手紙で伝えれば十分です。
仲人のお礼で迷った時は誰に相談すればいいですか?
まずは両家の親に相談し、それでも決まらない時は仲人本人に聞いてみてください。地域の習わしをよく知っている方が多く、無理のない形を教えてもらえます。
まとめ
- 仲人へのお礼は、結婚式・お見合い・結婚相談所の3つの場面で考える
- 結婚式の仲人には、当日か式のあとに両家そろってお礼を渡す
- 包み方は結び切りかあわじ結びの水引、表書きは「御礼」か「寿」
- 品物や手紙、結婚後のあいさつも大事なお礼になる
- 結婚相談所の担当者へのお礼は契約書面の料金が中心で、別に包む必要はない
仲人へのお礼に正解は1つではありません。
地域や家によって違うので、迷ったら両家の親や仲人本人に相談しながら、感謝が伝わる形を選んでみてください。





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